勝者と敗者がいてゲームが成立。
「スポーツの世界では勝敗を明確に定める」というシンプルな原則が存在する。試合の勝者がいるということは、必ず試合の敗者がいるということ。「勝者と敗者がいて、そのゲームが成り立っているという事実」である。やはり最後は優勝者、もしくは優勝チームを定める。みんな頑張ったから全員が勝ち!と認識する事は悪いことではないのかもしれない。 敗者が得るものは… 試合に負けた後の想像を絶する胸の痛み。この痛みが強ければ強いほど本当に成長に繋がるのであれば、ここで大切な事は、この胸の痛みから目をそむけずに真っ直ぐに向き合うことである。目を閉じて、襲ってくる深い痛みを腹の中に納め、ゆっくりと、ゆっくりと自分の中で消化していく。この期間に感じた痛みや、逃げ出したいという感情、そして反省点や試合で最も大切に感じたことは、必ず今後の人生の大きな財産となると思う。
本日は熊本ブルーマーリンズカップ2回戦が今熊公園グランドでありました。 vs白旗甲佐みどり連合 3-4 負け こうし杯の2回戦で敗れた白旗。前回は聖弥、今回は逞不在。チーム力が問われる一戦だった。初回からファーボール、ヒット、エンドランなどを絡めて幸先良く3点先制(*^^*)先発はエース月。ボールが走っていて、ストライク先行のこれ以上にない立ち上がりで三者凡退(*^_^*)2イニング目も2死までは、すいすいと…。そのあと、まさか突然の制球難(・_・;下位打線に3連続四死球。次打者を迎えツーボールになった時点で交代。投手というのは繊細な生き物。何か歯車が狂ったら別人となって生まれ変わる。それをしのげるメンタル強化が必要って事だね(^◇^;)兄《コウタ》はマウンドの上で泣いていた。弟はカリカリ君。自分の思い通りにならない時こそ冷静でなければ投手は務まらない。相手に弱音を見せたらいか~ん(~_~;)兄弟仕草、態度は違うけど全く同じに映ったよ。笑 投手の背中、みんな見て守ってるんだから…(⌒-⌒; ) 成長しろよ。良いもん持ってんだから…。さてさて、緊急登板した悠人もまさか、この場面でとは思っていなかっただろう(≧∇≦)点は失ったが見事試合を作ってくれた。攻撃も淡泊でチャンスすら作れない状況の中で、3-4で最終回を迎え、ねねのヒット。くんぺいファーボール、あんじ内野安打で、無死満塁。バッターはると。自分の出した作戦は初球スクイズ。バントに関しては1番信頼している子。高めの球をピッチャーフライ。ま、まさかのトリプルプレー成立。自分の野球人生の中では初。見た事はあるが(・_・;まさか、こんな結末が待ち受けていたとは…。しかし、自分は後悔していない。自分が与えたサイン。これがあの状況で最善策だと思ったから。逆転を信じて応援していたみんな、保護者に申し訳ないって思った。しかし…どんな状況、場面でも子どもたちは自分からのサインを待ってくれている。作戦が成功した時は子どものお陰。失敗した時は監督の責任。俺は子どもたちの足を引っ張らないようにただ、前だけを見つめて頑張るよ。
勝たせてあげれずごめんな。。
本日、対戦頂きました白旗甲佐みどり連合様、ありがとうございました。また、サポート頂きました保護者の皆様、ありがとうございました。そして、貴重な経験をさせて頂きましたブルーマーリンズの皆様お世話になりました。